息子と二人で上野公園へ
三連休の真ん中の日に息子を連れて上野公園へ。妻にフリータイムを与えるという名目で最近は息子と二人で私の行きたいスポットへ行くことがあるのである。目的は東京都美術館の「ムンク展」、これに絡めて旧博物館動物園駅が前日から公開されたので見に行くという親子の修学旅行である。上野公園に着くと結構な人ごみで、動物園駅の方は昼前だったのに本日の整理券の配布は終了していた。こちらは諦めて昼食へ。
2歳児ハーブティーデビュー
レストランで頼んだカモミールのハーブティーを息子に飲ませてみる。メニューにノンカフェインと書いてあると注文もしやすい。もうすぐ2歳の息子はまだコップで上手く飲めないのだが、嫌いではない感じである。あれば飲むし、水よりは良いぐらいだろうか。息子はベビーフード+ソーセージ、同時に父親も店のメニューを平らげる。こんな感じで外食出来るようになると楽なものだ。持ち込みも子供の場合は簡単に許可してくれるのだが一体何歳くらいまで許されるのだろうか。
空気を切り裂く息子のスクリーム
昼食を経ていざ美術館へ。昼食前は10分待ちの表示だったのが20分待ちに延びている。仕方が無いので並んだのだが、息子の機嫌の雲行きが怪しくなる。美術館のような薄暗い所での停滞を息子は嫌うのである。息子よ。前へ前へ、光のある方へと進んでいくのだな。随分機嫌が悪くなってきて「息子よ。私も列に並ぶのは嫌いなのだよ」と諭していたのだが、遂に限界を迎えた。仕方が無いのでムンク展を諦めて撤収。
“私は息子と2人で長い行列に並んでいた。突然、息子の機嫌が悪くなる。大地を切り裂くように大きく上半身を反らし、ベビーカーの中の息子が暴れ始める。私は、息子の発する耳をつんざくような果てしない叫びを聞いて、行列に並ぶことを諦めたのだった”