『大丈夫やで』

レッグウォーマー

妻が妊娠8ヶ月になり年末に出産を控えている。そこで妻おすすめの『大丈夫やで』という本を読んだ。

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助産師のおばあちゃん先生が書いた本である。妊娠中から出産後、子供が1歳を超えるまでのことについて順を追って説明されている。実践的なことから精神的なことまで話題は様々である。例えば新生児の頃の章で説明されていた赤ちゃん体操だとか肩枕を我が家でも実践したのである。

この本によると冷えが妊婦の最大の敵だと言う。足の内側のくるぶしの一番高い所から指四本分上に「三陰交」というツボがある。女性特有の病気のほとんどはこのツボが冷えることで起こるという。

さっそくこの三陰交を温めるべくドラッグストアへレッグウォーマーを購入しに行く。可愛い絵柄入りのものもあったのだが機能性を優先して購入。税抜き398円。値段の割には高性能で妻曰く暑いくらいだということである。冷えが逆子の原因にもなるので暑いぐらいが適温なのではないだろうか。

これから森羅万象を見る子ども

さてこの『大丈夫やで』という本だが1歳を過ぎた頃の章の言葉が現在の私に突き刺さる。

“この子が森羅万象を見るために、神様が私たちにこの子を預けてくれた”

息子は誰かから預かった大事な預かり物なのである。

父親には“子どもが十二才になるまで自分の時間はない”

むむむ・・・

“親のなすべきことは、自分の理想に子どもを当てはめることではなく、子どもの個性を感じ、それを認めてやること。子どもの行いに、親が乗っていくこと”

「ああしなさいとかこうしなさいとかもううんざりだよ」

ってことですな。

(ザ・ハイロウズ「即死」より)

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忘れずにおきたい言葉の数々である。

この本では何故か合間、合間に夫婦の性生活について赤裸々に書かれている。読んでいて瀬戸内寂聴がテレビに出てくると臆面もなく「セックチュセックチュ」って言っているのをふと思い出したのだった。

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