途中の無音のページ。文字のない数ページがいい味を出している。特徴的な絵と相まって何とも言えない雰囲気。
『はじめてであう すうがくの絵本』
息子が大好きな『はじめてであう すうがくの絵本』
息子はこの『はじめてであう すうがくの絵本』が大好きなのだ。
寝る前に絵本を3冊読むのが日課になっているのだが、
『はじめてであう すうがくの絵本』の3冊セットを息子が選ぶことがある。
この場合はだいぶ長丁場になってしまうのだが、これも息子のためか・・・
大人も感心するところがある絵本であり、私も作中のグラフを作ってみた。
このグラフを作ってしばらくすると、作者の安野光雅氏逝去というニュースを見る。何と・・・言葉もないのだが、また息子に他の絵本を買おうと思ったのだった。ご冥福をお祈りいたします。
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ベルトコンベヤと『ねたあとゆうえんち』
息子の言うベルトコンベヤとは?
3才半の息子が「ベルトコンベヤ」がどうのこうのと言い出した。テレビで見たのか、通い始めたばかりの幼稚園で覚えたのか?
多少ベルトコンベヤをかじった人間としては黙っておけないので、
「お父さんの友人のベルトコンベヤのプロを紹介しようか」などと息子に言っていたのだが、遂にコンベヤの出どころに気付く。
独特のタッチで描かれる『ねたあとゆうえんち』
この絵本『ねたあとゆうえんち』である。
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大人でも絵本に対して好き嫌いがあって、妻が買ってきたこの『ねたあとゆうえんちは』私はあまり好きではなかった。息子に頼まれるので読んでいたのだが、絵が古臭いというか、絵のセンスが楳図かずおチックといういか、何となく敬遠していたのである。
主人公の子供が寝た後に、虚空に浮かぶ謎の物体から
“ウィーン”
とベルトコンベヤが子供の寝室に伸びてくる。そして子供が寝ているベッドごと、きっちり制御されたベルトコンベヤで謎の物体の中に運ばれる。その中は子どもにとっての竜宮城みたいになっていて・・・という夢オチのお話。
息子はこの絵本に影響されてベルトコンベヤが云云かんぬん言い出したのだった。寝た後に本当にベルトコンベヤが来て、夢の世界に行っていると思っているだろうか?
『もりのなか』
『もりのなか』
3才の息子が最近ハマっている絵本『もりのなか』。絵は白黒で何てことないのだが、とにかく気に入っていて寝る前にも暗唱を要求される。
絵本特有のループ構造と最後にどんでん返しが起こる世界観が、子どもの心を掴んでいるのかも知れない。
最後のページで父親の肩車で主人公が帰宅するときに
皆待っててね。また今度散歩に来た時探すからね
と言うのだが、息子も肩車をすると同じセリフを言うのがなんとも。
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目指せパンツ
目指せパンツ
3歳の息子が目下トイレトレーニング中である。4月から幼稚園児になるので追い込み中なのだ。息子は遅生まれなので入園時点でオムツでも何の問題も無いのだが、念のため励んでいるところである。本人も「目指せパンツ」とか、出なかったトイレの後の「また挑戦するか」を口癖としているのである。そして、パンツを目指しているのはこの本の影響もあるのかも知れない。
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『しろくまのパンツ』
子供の好きな繰り返しのやり取りのあげくに、きちんと落ちがある絵本なので読みやすい。息子もお気に入りである。我が家にある本は49刷まで行っていて、私が「なかなかだね」と言っていると息子もこれを真似して、絵本が何刷まで行っているのか確認しだすようになった。300刷とかいっている化け物絵本でも息子は「なかなかだね」というのだが。
Polar Bear,Polar Bear,What Do You Hear?
シロクマつながりで息子がトイレに一緒に持っていこうとする絵本がこちら。シロクマなどの動物の英語を覚えられる。ボードブック(BB)がお勧め。
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『やさいだいすき』
野菜の絵本『やさいだいすき』
けっこう前に妻が購入したのだが、3歳になる息子が未だに愛読している絵本『やさいだいすき』である。
言葉のリズムが良いので、この本の中身を息子も独り言で結構つぶやいている。
とんとん ぐつぐつ おりしい おりょうり
やさいをたべて げんき げんき
やさい だいすき だいすき
野菜を嫌いで残していた頃に息子がこれを独り言で言っていたのでどの口が言っているんだか・・・という感じだったのだがいつの間にか息子は野菜をしっかり食べるようになっていて父親の私よりも野菜好きなのである。妻の食育の影響が大なのだが多少はこの絵本も貢献しているのかも知れない。
『やさいだいすき』の良い所
- 野菜好きになるかも知れない
- 野菜の名前を覚えられる
- 色や数を覚えられる
おみせにいって やさいをさがそう
という一文があり息子もスーパーに行くと野菜を指差して
「でーこん」とか「にんじん」と言っていた。
しかも今ではしっかり「だいこん」と言えるようになっている。最近の言葉の発達は凄まじいものがある。数週間前に親が教えたようなことをポロっとしっかり発音するのだ。
ピーマンはみどり、だいこんいっぽん、にんじんにほん
という箇所もあり、色も覚えて、野菜も覚えて、数も覚えられる美味しい絵本なのだ。しかも野菜好きに変貌する可能性も秘めているのである。
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これナニー君
息子の知識欲爆発
2歳9か月の息子が見るもの見るもの「これナニー?」と言うようになった。”鎖骨“とか”段差“とか、わりとマニアックな所を指差してくるのである。
この前は入園願書を取りに行った幼稚園で地面を指差して
「これナニー?」で周囲をざわつかせたとのこと。”地球“とか”土地“とか”領土“、”敷地”などと気の利いた返事ができれば良いのだけれど。
息子が気になった絵本の中の「これナニー?」
その①
正解は”めんどり“(雌鶏)、文中では
おんどりはいばって歩くだけ
とあるのでしっかり雌雄を見分けるべき。
ブルーナの“きいろいことり”
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その②
ボケましょう的に言うと”頭に被ってこん棒で脅して強盗に使う武器兼防具“なのだが、正解は”糸を紡ぐやつ“?自信は無いけど。
“あいうえおの本”
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幼稚園の体験教室へ
幼稚園の体験教室へ
2歳の息子が来年から幼稚園に入るので体験教室へ。
幼稚園なんて自由気ままに遊び回っているだけだと思っていたのだが、意外とスケジュールが分刻みで決められている。しかも親も一緒に歌ったり踊ったりさせられるのである。
“そんなもんやってられっか”と思って、知らん顔していようとしたのだが、どうやら息子も同じ思いだったようだ。教室が始まっても関係なしに部屋中を走り回ってドアを開けて脱走しようとしたり、家にある絵本の日本語バージョンを発見して持ってきたりと自由人。流石、息子と感心していたのだが、限度もある。笑って息子の暴走を見ている私を、妻が無言で睨みつける。
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“これはマズイ”ということで急に両親共に真面目にお遊戯に参加、息子にもやらせようとしたのだが、息子はそんなの全然興味のない様子、もう少し慣れる必要があるようだ。
“アソパソマソ“ってバカにしていたし、息子もほとんど知らないはずなのだが“アンパンマン”の魔力に病的なほどに幼稚園中が取りつかれている。息子も紙芝居くらいなら関心があって見ていたのだが、これもアンパンマン、よく分からん子象が出て来ていて、あれ著作権大丈夫なのか・・・
“シャンシャンシャンシャン、食パンマン”とかやらされるとは・・・
ひらがなマスター?
あいうえおの本
2才の息子だがひらがなをマスターし始めている。この本の効果が出ているようだ。『あいうえおの本』
本の中の「ぬ」→「ぬけがら」が良い。
「ゆ」→「指人形」の「幽霊」も面白い。
「ね」→「猫」「鼠」が故事にならって猫の首に鈴をつけようとしているのもなかなか。
大人も楽しめる絵本である。息子は前半はだいぶマスターしていてページを指差しながら「あ!」とか言っているのだが、後半は「もぞもぞ」とごまかしている。
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アルファベットの本
アルファベットの方は完全にマスターしていてこの本のおかげである。
『あいうえお』と同じ作者の『ABCの本』
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『ABCのでんしゃじてん』
2歳1ヶ月の息子、ABCがほとんど言えるようになってきている。とどめの1冊、これで完璧にマスターだ。
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『うずらちゃんのかくれんぼ』
『うずらちゃんのかくれんぼ』
息子(1歳9ヶ月)が彼のおばあちゃんに貰った絵本。
持っている絵本に比べると、長めでとっつきにくかったようだが、最近好きになってきた様子。
絵本の王道の繰り返しで、ピンチとスリルがやってくる。
最後の大ピンチからの安心のギャップが子供の心をくすぐる。
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『バルンくん』
『バルンくん』
車に興味を持ち始めた息子(1才9ヶ月)に購入した絵本『バルンくん』。
バルバルバル~
とかの擬音が面白いみたいで、一回目は大笑い。二回目以降はさほどでも。
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『しゅっぱつしんこう!』
『しゅっぱつしんこう!』
初めて買ったときから息子の一番のお気に入りである『しゅっぱつしんこう!』妻も私も何度も連続して読まされたのだった。
この本の良い所はやっと目的地に着いたところで終わるところ。移動の経過に焦点を当てている所である。
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『とっきゅうでんしゃあつまれ』
たまたま本屋で同著者、山本忠敬先生の本を発見したことがあった。『とっきゅうでんしゃあつまれ』という本である。
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絶版になっていて貴重なのかAmazonだと3000円以上で販売している人もいた。念のため2冊購入したのだが、こちらも息子のお気に入りになったのだった。
『おつきさまこんばんは』
『おつきさまこんばんは』
この絵本の影響で1歳半の息子に「こんばんわ」と言うと、
「ばんわ」と返してくれるようになった。
![]() ![]() おつきさまこんばんは (福音館あかちゃんの絵本) [ 林明子 ]
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指差し確認
1歳半の息子が興味のあるもの?などを指差すようになった。特にエレベーターの中で何かを指差している。と思えば両手の人差し指をだけを立ててメダリストみたいなポーズをしてみたり、もしかすると別に何かを指差しているという訳でも無いのかも知れない。
最近も相変わらずの絵本地獄、15冊くらいは
「んっ」と持ってくる。
絵本の森で迷子の親子。
号泣の訳
だいぶ前に買った絵本『ぞうくんのさんぽ』
クライマックスのシーンになると1歳半の息子が号泣するという。今はおさまったのだが『魔女の宅急便』でも上空に飛ぶシーンなどでびっくりして泣いていたことがあるという。結構感受性が豊かになってきたのだろう。
ぞうくんのさんぽ (こどものとも絵本) [ なかのひろたか ]
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今日も試しに読んでみたのだがクライマックスに近づくにつれて口がへの字になる。可哀そうなので最後まで読まずに止めたのだった。2冊並べるとこっちの本はぽいっとするし、読んでいても途中で閉じてぽいっとするのである。
彼は冬にはこの『ぞうくんのさんぽ』のトレーナーを着ていたのだが・・・
『ABCの本』
『ABCの本 へそまがりのアルファベット』
妻があと1ヶ月で1才半となる息子のために購入した絵本の第3弾。
それぞれのアルファベットに因んだ絵が隠れているのだが、これが意外と見つからない。思った以上の潜んでいるのである。
ABCの本 へそまがりのアルファベット [ 安野光雅 ]
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『じぶんだけのいろ』
妻が間もなく1才半の息子のために購入した絵本の第2弾。
『じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし』
息子の名前も色にちなんでいるので、息子にも自分だけの色を探して欲しいという妻の願いが込められているのかも知れない。
じぶんだけのいろ いろいろさがしたカメレオンのはなし [ レオ・レオニ ]
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『ぼくにげちゃうよ』
『ぼくにげちゃうよ』
1才半の息子が一日に2桁回数は絵本の読み聞かせを要求するので、せめて自分で選んだ絵本を読みたいと、妻が購入した1冊。絵本を買っているのは私なので。
今の妻の気持ちを表しているのかも知れない。木になったウサギの母親の形状が秀逸。
絵本にありがちなループ構成。白黒とカラーのページが交互に。カラーの絵が鮮やかで素敵な一冊。
![]() ![]() ぼくにげちゃうよ (海外秀作絵本) [ マーガレット・ワイズ・ブラウン ]
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ちえの木の実
ちえの木の実
ちえの木の実という絵本のセレクトショップへ行く。やがて1才4ヶ月になる息子に1日2桁回数は絵本を読まされるので、自分なりに気に入った本を買いたいという妻の要望である。場所は恵比寿、初上陸かな。エビスビール記念館などにも行きたかったのだが場所が全然反対側なので却下。
この絵本ショップは2階が子供と遊んだり本を読んだり出来るスペースになっている。会員制でオートロックなので安心である。会員にも無料でなれるのでおすすめ。この日は土曜日の午後だったのだが2階は貸し切り状態で息子と遊んでいる間に妻が絵本を物色していた。2階は飲食も出来るしおむつ替えスペースもあるので便利。
帰りはあえてJRの駅へ。電車の発車時のメロディーがエビスビールのCMになっているのを聞いて帰宅。